でろでろ汽水域

読書感想にかこつけた自分語り

5月30日 アルコール度数の高いチューハイ求めてるのは誰だ

ここ1年くらいの出来事だと思うのだが、コンビニで売られている缶チューハイ(チューハイではないものもあるが便宜的にそう呼ぶ)が8~9%くらいの度数が高い物主体になった。家に帰ったら小一時間晩酌をして寝るだけという100年後の教科書には奴隷として載っている生活をしているので、帰り際にコンビニで酒と肴を買うこともしばしばである。この変化にはいささか困っている。

そもそも缶チューハイの度数が高くなって喜ぶ連中はどういう層なのか。飲みやすいライトな味の酒をぐびぐびと量を飲みたいときに選択肢に入るのがこのカテゴリだと思うのだが、度数を高めてさっさとグロッキーになってしまったら元も子もないではないか。正直度数が上がったことで敬遠している側の消費者は少なくない気がする。私はそうだ。ストロングほにゃららなんか買わん。

ついでに言えば清涼飲料水もお茶とコーヒーとスポーツドリンクと王道炭酸飲料くらいしか並んでいない。メーカーと種類は豊富ながら、お茶やんけ、コーヒーやんけ、スポドリやんけ、コーラやんけ、である。おかしくないか。メローイエロー並べとけではないか。些細な味の変化で同じジャンルの中から取捨選択をできるけれども、諸外国の方から見たらなんやこれとなるのではないかと想像する次第である。実際どうなんだろう。

閑話休題。私は度数の高い酒が飲みたかったらカリラ12年をストレート、あるいはボンベイサファイアをロックでくはーするので、女子供の飲み物である缶チューハイには今一度身の振り方を考えて欲しいものである。

と、適当に思うまま書いてきたが、日々売れ筋の変わるコンビニの商品棚が寡占状態になるということはその商品はマーケット的に相当強い商品ということになろう。度数の高いチューハイは求められているのだろう。安くライトに酔いたい消費者が増えているというのは実に不健康で今後が心配である。私の肝臓も心配である。

と、ガルパン劇場版のオーディオコメンタリーを聞きながらこれを書いていた。

こんなこと言うと熱心なファンに殺されそうだが声優さんだけのコメンタリーはあんまり面白くない。監督やスタッフがそこに入ってると大抵面白いんだけどなあ。

アニメ『プラネテス』のコメンタリーはそれだけ纏めて販売してもらいたいくらい面白いです。あ。アニメ『プラネテス』も面白いよ。謎ステマ