でろでろ汽水域

読書感想にかこつけた自分語り

MacBookの話

紆余曲折があったのだがネット回線引き込み工事の日取りが決まった。

先延ばしにしていたが、いい加減PCも購入しなくてはなるまい。というわけで先日の日曜日は電気屋へ出掛けていた。

少し前にiPhoneに機種変更してみたが、予想以上に何でもできる近未来ぶりにひと月経ったいまでも毎日感動しながらいじくり回している。

そのiPhoneと同期を取りながら使えるのだから、親機になるPCはMacにしようと漠然と考えていた。

さて、いざ電気屋へ足を運びPC売場をうろうろしてみると…Macが見当たらない。

iPhone売場はある。登りが立って賑やかである。iPad売場もある。色っぽいお姉さんが笑顔でデモンストレーションしている。Macは無い。行け度FUJITSU、戻ればSONYMacだけが見当たらない。

意を決して店員さんにMacBookは何処にあるかと尋ねると、申し訳なさそうに取り扱っていないと言われた。後で調べたら業界では有名な話だったらしいが、僕には意外だった。

Macは直営店などの限られた場所でしか売られていないため、基本的にインターネットで買い物からサポートから全て済ませるらしい。

そのインターネットの環境を整えるべくやってきたのだが、まさかこのような罠が待ち構えていようとは…。量販店で買えない電化製品があるの、結構すごい。リンゴ我が道行き過ぎ。

というわけで結局無駄足だった。仕方ないのでiPhoneからMacBookを購入する。

本当は実物を触らずに高い買い物をするのはポリシーに反するのだが、如何せん実物がないのでは仕方がない。

仕事でPCに頼る場面はほとんど無いし、趣味の分野でもPCゲームはやらないし高度な操作は使わない(使えない)。だからWindowsでもMacでもマハポーシャでも特に支障はないので、デザインや気分が最優先だ。特に迷わず、MacBook Airを購入する。

そして購入手続きから2日。早くも手元にMacBookが届いた。早い。箱を持って見た。軽い。開けてみた。薄い。まるでベニヤ板だ。大丈夫なのか。いろいろ不安な滑り出し。

電源を入れて立ち上げると、今度はタッチパネルが言うことをきかない。タップが無視される。カーソルは動く。タップはさっぱり利かない。そんな器用な不具合があるだろうか。

試されている。あの気難しそうなクソ坊主(ジョブズ)に試されている。不安は早くも暗礁に乗り上げた。

まさかこんなに早くMacユーザーの友人に助けを乞うことになろうとは…。

プライドを少しちくちくさせながら、僕はiPhoneSkypeを起動させた。

まさかの続く。

だらだら書いてたらもう眠い。